ひとまずGoogleアカウント等を使ってログインしておきましょう。
ウォッチリストの追加が行えるようになり便利です。
早速FREDを使って必要な指標を見ていきたいところですが翻訳を使って指標を検索しても目当てのものを探すことがなかなか難しいので、こちらに主な経済指標とティッカーシンボルを記載しておきます。
経済指標 | ティッカー |
10年債利回り | DGS10 |
2年債利回り | DGS2 |
M2マネー | WM2NS |
イールドカーブ | T10Y2Y |
オーバーナイトのリバース・レポ取引 | RRPONTSYD |
ガソリン価格 | GASREGW |
求人件数 | JTSJOL |
銀行の貸出基準 | DRTSCILM |
原油価格(WTI) | DCOILWTICO |
新規失業保険申請者数 | ICSA |
設備利用率 | TCU |
全商業銀行のローン延滞率 | DRCCLACBS |
全米株インデックス | WILL5000PR |
テキサス州景気動向指数 | VNWOSAMFRBDAL |
ドルインデックス | DTWEXM |
ナスダック総合指数 | NASDAQCOM |
ニューヨーク連銀製造業景気指数 | GACDISA066MSFRBNY |
非農業部門雇用者数 | PAYEMS |
フェデラルファンド実効金利 | DFF |
ミシガン大学消費者信頼感指数 | MICH |
融資総額 | TOTCI |
リボルビング消費者信用 | REVOLSL |
住宅着工許可件数 | PERMIT |
継続請求(失業保険) | CCSA |
個人消費支出 | PCE |
国内総所得 | GDI |
国内総生産 | GDP |
失業率 | UNRATE |
実質国内総所得 | A261RX1Q020SBEA |
実質国内総生産 | GDPC1 |
週平均労働時間 | AWHMAN |
商品別生産者物価指数 | PPIACO |
小売売上高 | RSXFS |
消費者物価指数(CPI) | CPIAUCSL |
消費者物価指数(食品&エネルギーを除く) | CPILFESL |
個人消費支出(食品&エネルギーを除く) | DPCCRV1Q225SBEA |
生産者物価指数(PPI) | PPIACO |
全商業銀行における全貸付金の延滞率 | DRALACBS |
担保付きオーバーナイト・ファイナンス金利 | SOFR |
平均時給 | AHETPI |
貿易収支 | BOPGTB |
輸入物価指数 | IR |
フィラデルフィア連銀指数 | GACDFSA066MSFRBPHI |
BTFP | H41RESPPALDKNWW |
トップページの検索欄に指標を英語又はティッカーシンボルで入力します。
例として消費者物価指数(CPI)を入力しています。
検索結果が幾つか表示されることがありますが、ティッカーで検索した際には一つしか出てこないです。該当するものをクリックするとチャートが表示されます。
CPIのチャートが表示されました。
この画面からウォッチリストを開いて別の指標に切り替えたり、指標を追加して比較することが多いかと思います。
①星マークをクリックすることでウォッチリストに追加できます。
②様々な形式でチャートのダウンロードができます。
③チャートの編集ができます。
④ウォッチリストに追加した指標をすぐに呼び出すことができます。
チャートの編集(赤いボタン)をクリックすると右側からメニューが開きます。
①指標の編集
②指標の追加
③フォーマット(表示形式の変更)
指標の追加
選択中の指標を編集します。前月比や前年同月比など選択できます。また、数値そのものに計算式を追加することが出来ます。
例えば ”週平均労働時間” × ”平均時給” をすることによって”平均賃金”を算出することが出来ます。
余談ですが平均時給は好調であっても平均労働時間が減少し、平均賃金(給与)で見ると減少していることがあるためこのような計算も必要と考えています。
比較対象の指標を追加することが出来ます。
複数追加可能ですが、チャートの縦軸が2つしかありませんので程々にした方が見やすいです。
図の検索欄に入力して追加します。マウスの右クリックからペースト出来ませんので、ショートカットを使ってください。
こちらはCPIとフェデラルファンド実効金利を比較していますが、コロナショック後の金利上昇が大きく非常に見づらくなっています。
フォーマット
フォーマットを調整して見やすくなるように調整していきたいと思います。
メニューの下部はライン1、ライン2それぞれの設定に分かれています。
2つの指標を比較する際には縦軸を左右で分けると見やすくなることがありますが、図の比較ではそこまで変化はありませんでした。
確認不足でしたが、フェデラルファンド実効金利の数値が前年同月比になっていたためパーセント表示に変更しました。後ほど変更方法も説明します。
緑で囲んだログスケールにチェックを入れると数値の上下幅の大きい指標の見やすさが増します。
試してみますとこの様な違いがあります。
指標の編集
平均時給のチャートを開きました。表示されている数値の単位はドルになっています。長期で見ると右肩上がりであることが分かりますが、前年同月比に変更します。
percent change from year ago(前年同月比)を選択しました。
チャートを確認すると概ねリセッションの直前で下降していることが分かります。
先程の平均時給(ドル)と週平均労働時間(時間)を乗算して平均賃金を前年同月比で表示しています。
平均時給と比較して平均賃金ではより早い段階でピークに達してからリセッションに入っていることが分かります。
まとめ
FREDでは数多くの経済指標が長期で確認することが出来ます。
FXやETF、株式の取引に役立つことと思いますのでぜひ利用してみてください。
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